今日も物質

必死で存在しています。

『1日外出録ハンチョウ』の4巻を買ったよ

6月にまとめ買いしたそうめんがようやく半分切った。ケチャップです。

 

先ほど、「今日は「ハンチョウで一番美味しそうな飯といえば」みたいな記事書くか~」と思ってハンチョウを読み直してたんですが、8月1日に4巻が出ていたみたいなので、こっちも話題にしようかなと思います。

 

 

さて、「ハンチョウで一番美味しそうな飯」ですが、個人的には第3話「捻込」の「オムレツライス」を推しますね。

この話が好き、あるいはオムレツライスが一番美味しそうだ、という人は結構いるんじゃないかと思います。

ノスタルジーを感じる、というのが大きいんでしょうか。駆り立てられた読者の「憧れ」が、この話における最大の調味料になっているんでしょう。

ああ、オムレツ。是非とも食べたいですよこのオムレツは。

 

「美味しそう」と言えば、第9話「一休」も外せませんね。

かの有名な「と見せかけてベッドイン」の回です。

この回に登場するのは「ワシ特製長ネギと生姜たっぷりつみれ鍋」。大槻班長が風邪を治すために作った夕飯なのですが、これがまたなかなかどうして美味しそうなんですよね。

風邪をひいているときのご飯というのは、どうしてもパッとしない、楽しくない、という記憶が一番に思い出されますが、この鍋はきっと風邪をひいているときにこそ美味しいのでしょう。

 

書いているだけで生唾が湧いてきますねこの手の話題は。

ぼくはあまりリアルイベントやライブなんかにいかないタイプの人間ですが、ハンチョウに出てきたご飯を食べることができる機会があれば電車を乗り継いででも行くでしょう。

 

で、4巻の話もしましょうか。

 

 

4巻は牡蠣バーの話から始まりました。

牡蠣バー。「そんなものが存在していいのか」と思わせてくるような、禁忌の響きがしますね。

ぼくは実は牡蠣があまり得意じゃないんですが、牡蠣って「人が食べてるのを見るとやたら美味しそう」じゃありませんか?そんなことない?

まぁとにかく、そんな牡蠣がとうとうこの作品に登場し、それはそれはもう美味そうに描かれるわけですよ。

ハンチョウの魅力の一つとして、「そのご飯がいかに美味いのか」をきっちり説明してくれるところにあると思うんですよね。

まぁ料理漫画なので(料理漫画だっけ?)当然と言えば当然なんですが、あの独特の語り口が何故か異様な説得力を持って迫ってくるんですよ。

 

 

ぼくは麻雀が全く分からない人間なんですが、それでも「カイジも読んでみようかな……」と思ってしまうくらいには、この作者さんが描く漫画が好きですね。

いい漫画に出会えてよかったです。次巻も楽しみ。