今日も物質

必死で存在しています。

蕎麦に入れるとおいしいお菓子No.1

外食食べたい周期と定休日が完全に重なっていてつらい。ケチャップです。

 

みなさん、そばが美味しい季節がやってまいりましたよ。

ぼくは何を隠そうそばが大好きなのです。外食してまで食べに行くかと言われたらそんなことはないのですが、毎日の夕飯に~といった文脈で好みを問われれば確実にそばが上位に入ってきます。

少し肌寒くなってきたこの季節、そばを食べて一息つくにはこの季節が一番ちょうどいいのです。

 

そばの特徴として、その拡張性の高さが挙げられると思います。

シンプルなので、なにを乗っけても美味しいんですよね。

乗っかっているものと麺やつゆとのマリアージュを楽しむのも、そばという食品の大きな魅力の一つだと思います。

 

しかし、ぼくは貧乏なので、なかなかこの魅力を活かすことができないでいました。

徳用のそばを買ってきて、茹でて、ザルに上げて、つゆに浸けて、食べる。

もちろん単品で食べても全然美味しいんですが、彩りと遊びが確実に不足しており、マンネリ感も否めませんでした。

 

しかし、そんな日々とは今日でおさらばです。

今日、まさしく一口目のそばをすすろうとしたとき、ぼくの頭に突如として天啓が下ったのです。

 

「揚一番じゃよ」

 

と。

昨日、退学届を提出しに大学へ赴いた帰り、最寄りのスーパーに寄って「揚一番」を買いました。

「揚一番」とは、歌舞伎揚げやぼんち揚げと同じ、揚げ餅系のお菓子です。

満腹になるまで食べることをせずに間食を多く摂りがちなぼくにとってはお馴染みのおやつでした。

一日でほとんど食べ尽くしてしまっていたので、夕飯のときには大きな袋に一つだけしか残っていませんでした。

しかし天啓を授かったぼくはその一つを迷わずそばに投下、そしてその結果は……

 

優勝。

 

優勝です。めんつゆと全く喧嘩しない甘辛い味付け、つゆに浮かぶ少しの脂、そしてなんと言ってもそのもちもちの食感!

これは下手したら今年一の大発見ですよ。

そばに入れるとおいしいお菓子No.1は「揚一番」です。

他を試してないので暫定一位ですが、実際そうとう相性いいはずです。感心しました。

 

これからもっともっと寒くなりますから、そばを食べる機会も増えるでしょう。

そして、そばを食べるぼくの隣には「揚一番」がある。

そう、「蕎麦」の「傍」に。

 

 

そばのそばに。