今日も物質

必死で存在しています。

岐路、あるいはアイデンティティの拡散

はじめまして。

自分のことを美少女Vtuberだと思い込んでいる水槽の脳だと思い込んでいる成人男性系Vtuberの久遠ありあです。

 

 

 

 

この3月の間取り組んでいた命を永らえるための諸活動も、明日で一応の結論が出ることになりそうです。

まぁ「取り組んでいた」とは言っても半分以上の時間はゲームだったり虚無だったりに費やされていたわけなんですが、そんなことばっかりしていても節目というものは必ず来るものです。

悲しいことに、「永久の時間を(あるいは刹那の瞬間を)至福のみで満たし、命を全うする」ということは簡単なことではないらしいのです。非常に悲しいことに。

 

 

実は、内定を取ること自体は既に達成しているのです。

既にと言っても、確定したのはごく最近の話なんですけどね。

ただ、そのままそこへ就職したいかと言われると、少し微妙、いや、正直に言って、かなり不満に感じてしまいます。

 

この仕事、自分で転職サイトとかを使って探し出して応募したものではなく、転職エージェントというサービスを利用してぼくに推薦された仕事なんですよね。

自分で選ぶ手間が省ける、一定のサポートが見込める、という点では心強いサービスでしたし、実際エージェントの方にも面接官の方にも手厚く対応してもらって非常にありがたく思っています。

 

しかし、どうにも仕事の内容に食指が動かないというか、乗り気じゃないんですよね。

「積極的で、成長し続けることができ、他者とのコミュニケーションが取れる人材」がその会社の求める人物像らしいんですが(まぁこのご時世どこの企業もそんな感じだと思いますけど)、私はそんな立派な人物とは全くかけ離れた人間なんですよ。

 

私は「消極的で、努力が大嫌いで、他者とのコミュニケーションはできる限り避けたい」という人間です。

しかしその一方で、必要性があれば「積極的で云々」な人間を装うこともまたそれなりに出来てしまう人間なのです。

「じゃあ問題ないじゃないか」と思われるかもしれませんが、問題大アリです。

だってやりたくないんですもん。その「装い」をやり続けた結果として精神がヤバいことになったわけですもん。

 

成長!資格取得!リーダーシップ!キャリアアップ!円満な家庭で大往生!

そんなもんはいらないのです。私は目の前の娯楽が楽しくありさえすれば他のことはどうでもいいのです。

 

だから、多分この内定はお断りすることになると思います。

エージェントの方にも、まぁ100%の本音ではありませんが以上のようなことは伝えておりまして、「なんとなくで内定を断ってしまうとやめ癖がついてしまって良くない。完全に理想の企業を見つけるまでそうした生活を続けるのは得策ではない」というド正論を頂戴しております。

いや、全くその通りなんですよね。間違いない。結局どこかで妥協したり我慢するしかない。きっとそういうもんなんです。

 

ほんとか?

いや、その真偽ももはやどうでもいいです。

私は安楽な余生を送りたい。ストレスは可能な限り遠ざけたい。

そんな理想と現実の最大公約数を見つけることができない。折り合いがつかない。

そんな状況のまま、明日を、岐路を迎えようとしています。

 

どうすりゃいいんでしょうね。