ダンボール・デストロイヤー
食料と薬がどんどん減るみたいに負債もどんどん減ってほしい。
ケチャップです。
先日からずっと古本を処分したいと思っていながら行動に移せずにいたのですが、今日とうとう動きがありました。
部屋に溢れまくっている段ボールの処分です。
部屋の半分以上が段ボールを始めとするゴミで埋め尽くされているので、それらを取り除いたのち、買い取り業者さんに来て査定をしてもらおうという魂胆です。
もう業者さんに詳細を聞く電話はしました。なんて準備がいいんだろう。なんでいつもこうじゃないんだろう。
とはいえ、このゴミ屋敷も一朝一夕で築き上げたものではありませんから、解体するのにも相応に時間がかかります。
そして、私はそんなに長い時間集中していることはできません。
と、いうことは、そう、小分けにするのです。
1日に20分だけ、私はダンボール・デストロイヤーになることにしました。
この時間だけは他のことは一切考えず、ゴミを処理することに専念します。
毎日です。毎日やります。この部屋がすっきりとした居住空間になるまで、ひいては不用品をお金に換えて当面の娯楽費……じゃなくて生活費……でもなくて、安定した収入を得るための軍資金を得るまでは。
まぁ確実に面倒な作業ですが、手を付けてみれば集中状態になってみればそれほど苦痛は感じません。前にもブログに書いた、作業興奮というやつですね。やり始めればなんてことないのですよ。
それに、思わぬ収穫もありました。
段ボールの中から続々とお宝が出てくるんですよ。びっくりです。私はこんなに物を持っていたんですね。
最初は素手で段ボールの接合部分を引きちぎったり伝票を剥いだりしていたのですが、早々にカッターナイフを発掘。作業が一気に捗り始めます。ガムテープとか使ってある代物は素手では面倒ですからね。
次の品はハサミ。今使っているハサミと全く同じ、コンビニで売っている白い奴が出てきました。
そうそう、「あれ~ハサミあったはずなんだけどな~」つって買い直したんですよね、何回か。この調子だとあと2,3本出てくるかもしれません。2本までならキッチン用と居間用とって感じで分けられますからいいですが、それ以上はゴミですね。
危ないし、これ以上買い貯めていないことを祈ります。
そして最大の発掘はですね、パスタソースです。
ゴミ山の下からレトルトパウチが出てきました。
心当たりはあります。恐らくは昨年4月からの派遣労働に向かう直前に購入したものでしょう。それが今になって出てきたというわけです。
気になる賞味期限は、2020年6月!食えます!ラッキーです!
3つあったので、3日分の夕食を確保したことになります。これは大きいですよ。
例えるならそう、海賊団が宝の島でかつての海賊王秘蔵のワインを見つけたような気分です。「どこどこの~年もの!国宝級だぜこいつぁ!」って感じですね。
思わぬ収穫があってテンションが上がっているので、明日の私もきっとこの高揚感を思い出して段ボールをデストロイしてくれることでしょう。
今度はもしかしたら金塊とか見つかるかもしれません!24金!
そうなったらいいなぁ、ほんとに。悩みが一気に解決するんですけどね。