花粉症とサイバネ義眼
はじめまして。
自分のことを美少女Vtuberだと思い込んでいる水槽の脳だと思い込んでいる成人男性系Vtuberの久遠ありあです。
皆さん、花粉症の調子はいかがでしょうか。
私は物心ついたころからずっと花粉症に悩まされてまして、毎年この時期はとにかく眼が痒くて痒くて堪らないのです。
去年の今頃、「あれ?今年は花粉症の症状が出ないな。急に発症したり治ったりするっていうらしいし、もしかして治ってくれたのかな」と思ったんですが、普通に外出しなさすぎて花粉を浴びてないからでした。
確かその時期はありとあらゆる外出を避けるために生活必需品の全てを通販で賄おうとしていた時期だったはずです。のっぴきならない事情から外出する羽目になった瞬間に症状が出始めました。もはや不治の病ですね。
今が旬の花粉症を筆頭として、私の肉体を苦しめる要因というのは数えきれないほど沢山あります。
背骨が蛇のように捻じれる脊柱側弯症、専ら無気力を伴う鬱病、小さいところではそれこそ空腹や疲労、金欠によるストレスなんかも私の肉体を苛んでいます。
私は常にこれらの災いから逃れることを考えているわけです。
そして、その根本的解決、究極的な解答というのにも既に思い至っています。
そう、サイバネティックスです。
サイボーグになりたいんですよね私。実は「サイボーグになりたい」という願望についてはこのブログを設立した当初からちょくちょく言及してます。最近はあまり書いてなかったですね。
なりたくないですか? サイボーグ。サイバネティックスの使用率にも依りますが、「不朽にして不屈の肉体」が手に入るんですよ。憧れないわけがないじゃないですか。
例えば、花粉症とサイバネティックス義眼について考えてみましょう。
義眼とは言えサイバネ技術が適用されているわけですから、視覚としての能力は当然有しているものとします。視力も恐らく自由自在でしょう。
で、SF(すこし・ふしぎ)的な技術によって、この義眼を着用していれば花粉症による痒みとは無縁の人生が手に入るわけですよ。
もう眼球を真っ赤に充血させる必要はないのです(サイバネ義眼に血管が走っているのかは知りませんが)。
サイバネ義眼についてもうちょっと妄想を膨らませてみましょう。
例えば、今大流行りのVR技術への応用が考えられるでしょう。VR空間が直接眼球に投影されるわけです。義眼でなければそういうコンタクトレンズでもいいでしょう。VRゴーグルが超小型化、ウェアラブルになるわけですね。
そして、VR技術の陰に隠れがちですが、義眼はAR技術との相性が抜群です。
今ARと聞いてもポケモンGOくらいしかメジャーなコンテンツはない気がしますが、AR広告だとかARゴーグル、ARレジャーなんかが世に溢れ出す未来の訪れはそう遠くはないはずです。
眼球にARの閲覧機能がついていたらそれはもう日常の空間がさぞ愉快なことになるでしょうね。情報の受信を選択できるようにしないと鬱陶しくて堪らないでしょうが、それもまたSF情緒という感じです。要するに浪漫ですよ。
最終的には水槽の中の脳だけを生身として、残りの人体を全て義肢にしたいとまで考えています。
まぁ今日書いたことはほとんどが寝しなに考える妄想なんですが、そういう時代が訪れたらいいなぁと考えているのは本当です。
情報が今以上に溢れ、機械音が絶えまなく響く、無限の色彩の中を、不朽の肉体で闊歩する。うーんSF情緒。今日の私はこれが言いたいだけですね。
そうした世界が実現したとして、コンタクトレンズを「眼になんか入れるの怖い」という理由で拒否し続けている私がサイバネ義眼をすっと受け入れられるかはかなり疑問ですけど。