羊が(2^n-1)*10匹
不眠はつらい。
ケチャップです。
久しぶりのブログ更新ですね。
ブログ更新するたびに毎回前置きに「久しぶりのブログ更新ですね」と言っている気がします。
ちょっと間が抜けてるので月単位で空いたりしない限りはもうこの文句は使わないようにしましょうか。
定期的に更新するようにしさえすればいらぬ心配ではあるんですけどね、ちょっと体調的に難しいです。
最近また不眠がちになってしまいまして、睡眠を確保する方法を色々と模索しています。
まぁ私は金のないニートですから、布団の中でアドリブして睡眠に向かってもがくことがほとんどなんですけどね。
姿勢を変えたり、枕を当てたり外したり、毛布や暖房で体温を調整したりと、そんなんじゃ眠れるはずもないだろってくらいじたばたじたばたしています。本末転倒です。
現にこの記事を書いているのも完徹明けの朝です。
頭の中が「休め!」という命令と「休まぬ!」という拒絶とで大混乱に陥っています。きつい。
世はクリスマスだというのに、一人で何やってるんですかね。
眠りを諦めて完徹の覚悟を決める直前、久しぶりに「羊を数える」という入眠方法を試していました。
いや、正確には数字に羊という属性を付与することはなく、ただひたすらに数字をカウントアップしていただけなんですが、単純作業を続けることで頭の活動を落ち着かせるという意図には違いがないと思うので、ここでは慣用的に「羊を数える」という表現で通すことにします。
そう、慣用的に「羊を数える」というのは「入眠するための手段の一つ」として受け入れられていますが、実際にこの手の方法で入眠を試みたことがある人ってどれくらいいるんですかね。
今度Twitterでアンケートでもとってみましょうか。
私はですね、高校生のころからこの方法をやっていた記憶があります。
それも、ただ数えるだけではなく、数字が大きくなるにつれて数えづらくなったり、数字をすっ飛ばしたりしてしまうことのへの対策も練っていたのです。
今回の記事の題を見てもらえれば分かる方も多いと思いますが、2進法を使うんですよ。
まず、普通に「羊が10匹」まで数えるでしょう。そしたら片手の指を順番に折っていく/伸ばしていくのです。
「折る/伸ばす」がONとOFFを表します。指は両手で10本、つまり2の10乗ー1=1023まで数えることができ、10匹ごとに指を動かすので、この方法でやれば最大で10230匹もの羊を確実に数え上げることができるのです。すごいでしょう。
んなわけない。すごいわけないです。
自己目的化の極致ですよこんなのは。私の目的は眠りに至ることであって、脳内を駆け巡る羊を増やすことではありません。「ただ数えるだけではなく~」ではない。ただ数えろ。
大体、10230匹って、1匹あたり1秒と換算しても3時間弱かかるんですよ。寝ろよって話です。アイデア羊数え選手権をやっている場合じゃない。
もちろんこんなバカげた数を丁寧に数え上げたことはありません。いくら実際に数えるのは「羊が10匹」の繰り返しだけだとはいえ、絶対に途中で間違えるし飽きます。
数字が大きくなるにつれて数えづらくなったり、数字をすっ飛ばしたりしてしまうことのへの対策も練っていたのです 。
全くもって無意味な対策です。入眠には少しも役に立ちません。
そもそも数えるのに指を(特に薬指を)使っている時点でバリバリに体に意識が行っています。そんな状態で眠れるはずがないです。
それでも恐ろしいのは、実際にこの方法で3000近くまで数えたことがあるという事実です。余程数字の数え方を間違えていない限り、この作業に50分近く時間を割いたことがあるということになります。片手を使い切りかけるところまでいった記憶があるのです。その時は相当切羽詰まっていたんでしょうね。
昨晩は中指を使い始めたあたりで「そういえばこれ意味ないんだったな」と我に返って完徹方面に舵を切りなおしました。
当然眠れてはいないんですが、漫画とか読んでいた分、虚無よりは有意義です。
幸か不幸か今はニートなので、寝る時間が多少前後してもそれほど問題はありません。
少しずつ生活習慣を戻していきましょう。
薬貰いに行かないと。