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メギド72の「スマホゲーム性」

仕事の応募先から連絡が来ないのは土日だからであって、別に選考落ちてるとかそういうのじゃないから。ケチャップです。

 

本日の記事は昨日の記事の続きです。

 

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さて、昨日の記事の最後で、「メギド72の「スマホゲーム性」」という題を与えた通り、今回はスマホゲームとしてのメギド72について書いていきます。

 

スマートフォンというハードで遊ぶゲームが、従来のゲームとどういった点で違うのかについては、「ぼくのかんがえたさいきょうのスマホゲーム」の後半で述べました。

 

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UIについて書いてある部分の結論がそれです。

スマホゲームをデザインするうえで必ず考慮されるべき特徴、それは「ゲームを起動/終了する頻度が高い」ということでした。

この特徴から、「報酬へのアクセスが簡単でなければならない」という結論を得ましたね。スマホゲームは、プレイヤーを短時間で満足させる必要があるわけです。

 

 

 

 

では、メギド72がこの点についてどのように優れているのか語っていきましょう。

本作には「攻略チケット」というアイテムが存在しています。

このアイテムの機能は、「一度完全クリアしたクエストの周回をスキップできる」というものです。

周回作業というのはスマホゲームにつきものですが、本作はこれをスキップする手段を用意しています。

この仕様によって、プレイヤーはほんの短い時間しかゲームをプレイできないとしても、「報酬」を獲得することができるわけです。

 

周回をスキップできるのは完全クリアしたクエストだけですから、ある程度ゲームに時間を割けるときは、完全クリアを目指して試行錯誤することになります。

スマホゲーム特有の「報酬へのアクセスが簡単でなければならない」という問題に対処しつつ、腰を据えてプレイしたいときにはストーリーや未クリアのクエストを楽しむ、といったデザインが成されているわけです。

 

イベントクエストといった、攻略チケットを使うことのできないコンテンツも存在しているのですが、このイベントクエストも「周回するごとに周回が楽に/効率的になる」要素が用意されています。

このことからも、メギド72が徹底的に「スマホゲーム」として洗練されたものであるということが分かります。

 

 

今回はここまで。2回に渡ってメギド72の話をしてきましたが、たぶん次回も本作の話です。今後もちょくちょく書いていくと思います。このゲーム大好きなので。